アキレス腱炎の症状や治療について

アキレス腱炎とは

アキレス腱炎とはスポーツ障害としてよく見られるアキレス腱の炎症ですが、加齢もその発症のリスク要因とされています。
さまざまなスポーツで起こり得ますが、近年は特に40代以上のランナー、またウォーキングを習慣的に行っている方に多く見られます。基本的には加齢とアキレス腱の使いすぎにより起こるものですが、不適切なトレーニング、急激なオーバートレーニング、誤ったシューズの選び方をされている方などは、経験年数が浅いにもかかわらず発症することがあります。
アキレス腱の腫れ、圧痛(指で押したときの痛み)が認められます。運動開始時、運動直後、起床時に症状が現れやすい傾向にあります。悪化すると、安静時にも痛みが生じます。

モヤモヤ血管が疑われる症状

以下の症状が、3か月以上続く場合は当クリニックにご相談ください。

  • アキレス腱の痛み、疼痛、圧痛
  • 足関節を背屈させる(つま先を上にあげる)と痛みが増す
  • 安静中、就寝中のアキレス腱の痛み
  • アキレス腱の痛みにより満足にスポーツができない、再開を躊躇っている

アキレス腱炎への慢性疼痛カテーテル治療

アキレス腱炎に対する一般的な治療は、安静や消炎鎮痛剤の内服などの保存的療法が中心となります。再発を繰り返すケースではアキレス腱を再建する手術を行われることもありますが、こちらは稀です。
保存的療法で十分な効果が得られず痛みが残る場合には、モヤモヤ血管の有無を確かめる検査を受け、適応症例であれば慢性疼痛カテーテル治療を行うことで、痛みの軽減・解消が期待できます。

アキレス腱炎への優れた適応

効果的に炎症を抑える方法として、ステロイド注射があります。ただし、アキレス腱へのステロイド注射は、腱の脆弱、また断裂を引き起こす可能性があるためお勧めしません。
そういったこともあり、モヤモヤ血管を伴うアキレス腱炎の場合、慢性疼痛カテーテル治療は非常に優れた適応を見せます。